カリフォルニア州マリン郡西部の町ポイントレイズステーションにある自転車店"BLACK MOUNTAIN CYCLES/ブラック・マウンテン・サイクルズ"。
オーナーであるMike Varley自らが設計/デザインを手がけるフレーム"MONSTERCROSS/モンスタークロス"。
BMC立ち上げ後程なくサイクロクロスフレームをデザインするタイミングが訪れ、過去17年間感じていたドロップバーバイクに求めるものを盛り込んで完成。
ちなみにこのフレームは誕生してから何度かのマイナーチェンジを行い今の形、V6に落ち着いています。
V6のアップデートとしてV6.1では新しいフォーククラウンが採用され、タイヤクリアランスがわずかに広がりました（最大700x50c）。
フレーム材には適度に軽量で強度のある4130クロモリのダブルバテッドチューブを使用。
ボトルケージはダウンチューブ裏も含め三箇所。フレーム各所にはラック用のアイレットやフェンダーダボが十二分に備わっています。
リアエンドを昔ながらのホリゾンタルドロップアウトにすることでリアバックの長さを調整したり、テンショナー無しでシングルスピードカスタムが楽しめます。
全盛期と呼ばれる90年代。大手メーカーで数多くのフレーム設計を手がけてきたキャリアを持つMike Varley。
様々な経緯を経て2007年に自分のフレームを作り自分の店で売る。という現在のスタイルに辿り着いています。